ここんとこ日曜日の散歩で採集してない。
なんでもいいや、と目に止まったハチを持ち帰った。
ちょこまか走り回っていたので生態写真はなし。
背面
コツチバチ属の一種Tiphia sp. |
とても地味な黒いハチ。体長約6.5mm。
腹面
コツチバチ属の一種Tiphia sp. |
コツチバチ科の外見上の雌雄は
触角13節で可視腹節は7節であれば♂、
触角12節で可視腹節は6節であれば♀である。
ということで画像のハチは♂である。
日本産有剣ハチ類図鑑とか、南西諸島産有剣ハチ・アリ類検索図説とかの検索表をたどってみたけど、修行が足りないので種までの検索は断念。
なんとな~くだけど、ニカコツチバチTiphia sternataあたりかなぁ?
というフワッとした印象。
その他の画像。
側面
コツチバチ属の一種Tiphia sp. |
翅
コツチバチ属の一種Tiphia sp. |
顔
コツチバチ属の一種Tiphia sp. |
腹端側面
コツチバチ属の一種Tiphia sp. |
第5腹板の両側近くに小さな歯状突起の有無とかいう検索キーもあった。
たぶん黄色円内がその歯状突起。
こんなのを検索キーにされてもなぁ、という素人的感想。。
コツチバチ科全体で種間差異が小さいので理解はできる。
けど、ついて行けない感じ。
あとは点刻の大小とか数とか。
図鑑にはいくつかの図が載っていたけど、すべての検索キーに部分図とかないとちょっと無理。
絵解き検索プリーズ。
雌雄の区別点に腹端の刺が上方に弧を描くのが♂で直線状なのが♀とあった。
直線状なのは産卵管(針)として、曲がってるのはなんだろ?
挿入器?
じゃなくて、最終腹板が針状に変化したものだとか。
そういやツチバチ科の♂にも針状の三叉鉾ありましたな。
最初、実体顕微鏡で見たときは針があるから♀かな、とか思ってしまった。
今回はコツチバチの雌雄の区別点だけど、
旧ブログでツチバチ科とコツチバチ科の区別点の記事がある。↓
ではまた
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