お散歩コースの虫は低調。
なので、今年見た虫の中から嬉しかったものを貼って本年最後の記事としたい。
今年3月に回収していくつかのネタになってもらったクヌギイガタマフシ。
記事は以下の3件。
本体のクヌギエダイガタマバチは未見のままだけど。。
記事以外にも、二次寄生蜂がいくつか羽化している。
その寄生蜂も種までの同定がなかなか出来ないまま年末になってしまったの、属止めで貼っちゃうことにした。
ワタクシ的には科のレベルで初見の蜂である。
こんなの
2024年4月8日羽化
タマヤドリコバチの一種 Ormyrus sp. |
緑色の金属光沢をもつ美麗種でタマバチの幼虫に寄生する。
タマヤドリコバチ科Ormyridaeというマイナーな分類群に所属する。
いくつかの種が知られているが、未記載種もいるらしいので種までの同定はあきらめた。
足黄色いからキアシタマヤドリコバチOrmyrus flavitibialis?
クリタマバチという有名な害虫の天敵調査でもタマヤドリコバチ科が出てくるので、マイナーな割に少しは名前が出てくる種類みたい。
これと同種かは、私には判断できなかった。
以前の記事(住み込み寄生とガチ寄生)に貼ってる寄生蜂の幼虫はこれかもしれない。
他のアングルの画像をペタペタ。
背中
タマヤドリコバチの一種 Ormyrus sp. |
腹部
タマヤドリコバチの一種 Ormyrus sp. |
顔
タマヤドリコバチの一種 Ormyrus sp. |
以上がメス
以下オス
2024年4月11日羽化
拡大タマヤドリコバチの一種
Ormyrus sp.
オスの点刻はより顕著。タマヤドリコバチの一種
Ormyrus sp.
顔
顔に雌雄差はあまりない感じ。腹部背面
点刻というかクレーターというか。タマヤドリコバチの一種
Ormyrus sp.
ギザギザの模様の先に刺毛が生えてる。
いろいろカッコよ!な蜂であった。
では良いお年を
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