反射的に採集してしまったので生態写真はなし。
なので拉致後の写真
背面
キモンハバチ Pachyprotasis volatilis |
腹面
キモンハバチ Pachyprotasis volatilis |
側面
キモンハバチ Pachyprotasis volatilis |
「大阪府のハバチ・キバチ類(2006)」の記載にほぼ合っているので決定した。
その記載↓ (このくだり、この間のコシマキモンハバチでやったような。。。)
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頭部は黒色。複眼後縁近くに1対の淡色の小三角紋がある。
上唇は淡色で通常1対の暗色紋がある。触角は全体黒色。
胸部は黒色。中胸背板前半には後部に三角形の小淡色紋がある。
中胸背板後半中央の紋は四角形に近く小さい。
前胸背板、中胸側板は全体黒色。
腹部は全体黒色。
脚は広く黒色。前脚の腿節末端と脛節の前面が白色。
後脚は基節基部の楕円形紋、転節、付節の3~5節が白色。
腿節・脛節の基部2/3は暗赤色。
翅は透明。翅脈・縁紋は黒色。
幼虫はキキョウ科のツリガネニンジンにつく。
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今回の採集品はほぼ上記の記載通りなのだが
複眼下方にも白色紋があるので微妙に違う。
顔面
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ただ斑紋には個体変異が結構あるそうなので
とりあえずキモンハバチとしておいてイイと思う。
キモンハバチ属は形態はどの種もほぼ同じ。模様だけが少しずつ違う。
あと、それぞれ寄主植物が異なる。
おそらく寄主転換しながら種分化してきた比較的新しい種群なのであろう。
ではまた