2月に書いたクモの卵を食べるツマキアオジョウカイモドキ幼虫続報。
食べ残ったクモ卵から孵化した幼体にキイロショウジョウバエを与えて何とか飼育して現在。
コクサグモ Allagelena opulenta |
腹面
コクサグモ Allagelena opulenta |
生殖器が見えないのでまだ成体ではないが、
どうやらコクサグモ Allagelena opulenta でよさそうである。
近縁種にヒメクサグモ A. donggukensis がいるが、コクサグモ幼体は全体赤っぽいのに対し、ヒメクサグモ幼体は黒っぽいことで区別できるようだ。
ちなみにクサグモ A. silvatica 幼体は頭胸部と足が赤く、腹部が黒っぽいことで区別できるようだ。
普通なら成体になっているはずだけど、バナナで増やしたショウジョウバエだけで飼育しているので、成長がいまいちである。
そうそう、
孵化した幼体で予想された @Sasagani_ya さん、お見事でした。
そのときのやり取り↓。
体型、糸いぼの形態、体色、卵嚢形態などから、コクサグモ属(特にコクサグモ)の可能性が高いと思っています。間違っている可能性もあるのでもうすこし成長した状態を確認したいところです。
— Sasagani_ya (@Sasagani_ya) February 23, 2020
貼った画像。
2月20日。ぺらぺらの脱皮殻と毛深くなった赤ちゃんグモ。つつくと外に出てきたけど、また潜っていった。 https://t.co/2r4FkYodSP pic.twitter.com/JPzWlTtSwA
— Acleris(あくれりす) (@Acleris) February 22, 2020
ではまた