お散歩コースでは中々新顔が得られない。。
なので自宅採集品でも。
「ハクサイになんかおった。」と娘から御恵与いただいた。
ヤサイゾウムシ Listroderes costirostris |
ヤサイゾウムシ Listroderes costirostris |
本種幼虫の特徴は気門の形。
ヤサイゾウムシ Listroderes costirostris |
三日月型の気門輪にタラコ唇みたいな気門。
ではまた
お散歩コースでは中々新顔が得られない。。
なので自宅採集品でも。
「ハクサイになんかおった。」と娘から御恵与いただいた。
ヤサイゾウムシ Listroderes costirostris |
ヤサイゾウムシ Listroderes costirostris |
ヤサイゾウムシ Listroderes costirostris |
ではまた
コロナワクチン5回目接種だん。
で、倦怠感に押しつぶされているので、
今年見た虫を貼るだけにしまふ。
2022年6月26日
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
梅雨時に、カラスザンショウの食痕部分を探索していた。ピンボケ、、
背面
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
胸部側面
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
アゲハヒメバチ Holcojoppa mactator ♀ |
付け根からでも1.4mmほど。
ではまた。
ネタが無いのでちょっと前に採ったハチの分類を試みる。
こんなの
体長3mmほど。コバチ上科かと思っていたが帰って拡大すると、翅脈はヒメバチ科だった。
ちいさい、というだけで同定難易度が上がってしまうが、
ハエヒメバチ亜科の一種とした。
ハエヒメバチ亜科にした根拠は以下
************************************
触角柄節の長さは幅の2.5倍以上ある
触角鞭節は13節以上ある
マーラースペース(大顎基部と複眼の間)は長く、明瞭な眼下溝がある
顔面は膨らみ、頭盾との境界は不明瞭
大顎は細い
後体節第1節は細長くない
中脛節の距は2本
************************************
本亜科はヒメバチ科では最も分類が遅れているグループで日本産は100種近くいるが、ほとんどが未記載か未記録種だそうな。
ということでそれ以上の分類は諦めた。
胸部側面
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
腹部側面
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
顔
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
翅脈
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
中脛節の距は2本の図。
おまけ 産卵管
ではまた
今週も不明種を貼っておしまい。
ちょこっと枯れ葉の溜まった枝をビーティングしたら落ちてきたカメムシ。
チャマダラカスミカメの一種 Yamatolygus sp. ♀ |
チャマダラカスミカメの一種 Yamatolygus sp. ♀ |
このうち、ミナミチャマダラカスミカメ Yamatolygus insulanus は他種より複眼間の幅が狭く、複眼間/頭幅が♂で0.3、♀で0.38以下となるそうな。
この画像でだいたい0.35。ということはミナミチャマダラカスミカメ、
になるはずだが分布が南西諸島となっているので???
残りの既知種、チャマダラカスミカメ Y.pilosus とヒメチャマダラカスミカメ Y.flavigenis は本州に分布するが、複眼間の幅がもっと広いようだ。
とこんな感じで素人には決定打に欠けるため属止まりで止めざるを得ないという。。
カメムシ図鑑の4巻でも出れば解決するのだろうか。
この種はかなり以前から冬場に限って見かけることが多く、7年前にもツイッターに貼っていた。↓
このツイートに、おぴんぴんおじさん ことピン・セイダイ Nagashima, Seidai 氏より、私も採ってるけど未同定、という返信をいただいている。日曜日の採集品。うーんクヌギカスミカメのよーなそうでないよーな?
— Acleris(あくれりす) (@Acleris) November 10, 2015
時期も変だしなんじゃらほい? 2015.11.08 神戸市須磨。 pic.twitter.com/tvqJjbpMxW
ではまた
今週のお散歩コースも安定の虫不足。
なので、ちょっと前の画像から。
ムモンハモグリガ科Tischeriidaeの食痕 |
秋遅くの食痕は普通中身がないのだが、話のタネに持ち帰ってみた。
ぺりぺり捲ってみると、幼虫が残っていたが、生育できずにミイラ化していた。
でも何かいますな。拡大。
手足はないが、右側に頭蓋らしきものがあるので双翅目ではなさそう。寄生蜂の幼虫かな。
1週間後、
蛹化した。左のはうんち。
色合いが不健康な感じでどうなることかと思っていた10日後、
ヒメコバチ科の1種Eulophidae Gen.sp. |
腹面も
ヒメコバチ科の1種Eulophidae Gen.sp. |
で、ミイラ化したいもむしを苛性カリで炊いてみた。
ムモンハモグリガ科Tischeriidae Gen.sp. |
腹部が破れており、こいつからヒメコバチが脱出していたことは確からしい。
ムモンハモグリガ科幼虫の特徴は、
*****************************
前額縫線と副前額縫線は頭部後端で合一する。
個眼は4あるいは6対で側縁にほぼ直線状に並ぶ。
胸脚を欠き、関節と爪を欠く「歩瘤(ambulatory callus)」を備える。
腹脚は4対あるが欠く場合がある。
尾脚の鉤爪は同長で多列横帯か単列横帯。
*****************************
などなど。
頭部の拡大。
ムモンハモグリガ科Tischeriidae Gen.sp. |
よく見ると側縁に4対まで個眼が確認できた。
前胸と中胸。
ムモンハモグリガ科Tischeriidae Gen.sp. |
本個体では腹脚は確認できず。
尾脚。
本個体は単列横帯だった。おまけ
ピントをずらすと、、、
ひょっとして昆虫寄生菌のラブルベニアかや?
ではまた
この日曜日のお散歩コースは雨の一日であった。
なんの成果も得られませんでした~
ということで、ベランダから見た自宅の庭木から。。
オオアブラムシの1種 Lachnus sp. |
拡大
オオアブラムシの1種 Lachnus sp. |
オオアブラムシの1種 Lachnus sp. |
肉眼的にはクリオオアブラムシLachnus tropicalisにそっくりなので、趣味嗜好が特殊な個体群なのかしら?
寄主転換して別種になりつつある所だったら面白い(妄想)。
比べてみたいところだけれど、手元にクリオオアブラムシが無いので如何ともし難い。。
仕方が無いので、詳細な画像を作っておいてそのうち検証しよう。
いつになるか判らないけど、,,
ということで、10%苛性カリ水溶液で湯煎して内容物を溶かし出す。
各部の拡大角状管
ではまた
ネグロミノガ Acanthopsyche nigraplaga |