2022年11月26日土曜日

ヒメコバチに寄生されたムモンハモグリガ科の幼虫

今週のお散歩コースも安定の虫不足。

なので、ちょっと前の画像から。

2022年10月16日
ムモンハモグリガ科Tischeriidaeの食痕
茶色い円形のがムモンハモグリガ科の食痕。

秋遅くの食痕は普通中身がないのだが、話のタネに持ち帰ってみた。

ぺりぺり捲ってみると、幼虫が残っていたが、生育できずにミイラ化していた。

でも何かいますな。

拡大。

手足はないが、右側に頭蓋らしきものがあるので双翅目ではなさそう。

寄生蜂の幼虫かな。

1週間後、

蛹化した。

左のはうんち。

色合いが不健康な感じでどうなることかと思っていた10日後、

ヒメコバチ科の1種Eulophidae Gen.sp.
体長0.9mmのヒメコバチが羽化した。

腹面も

ヒメコバチ科の1種Eulophidae Gen.sp.
ちいさくてこれ以上掘り下げて調べることができず。


で、ミイラ化したいもむしを苛性カリで炊いてみた。

ムモンハモグリガ科Tischeriidae Gen.sp.

腹部が破れており、こいつからヒメコバチが脱出していたことは確からしい。


ムモンハモグリガ科幼虫の特徴は、

*****************************

前額縫線と副前額縫線は頭部後端で合一する。

個眼は4あるいは6対で側縁にほぼ直線状に並ぶ。

胸脚を欠き、関節と爪を欠く「歩瘤(ambulatory callus)」を備える。

腹脚は4対あるが欠く場合がある。

尾脚の鉤爪は同長で多列横帯か単列横帯。

*****************************

などなど。


頭部の拡大。

ムモンハモグリガ科Tischeriidae Gen.sp.
矢印は頭部の後端。

よく見ると側縁に4対まで個眼が確認できた。


前胸と中胸。

ムモンハモグリガ科Tischeriidae Gen.sp.
矢印が「歩瘤」


本個体では腹脚は確認できず。

尾脚。

本個体は単列横帯だった。

おまけ

ピントをずらすと、、、

ひょっとして

昆虫寄生菌のラブルベニアかや?


ではまた

0 件のコメント:

コメントを投稿