引っ越し中のアリの行列から幼虫や蛹を横取りするクモと言えば、アミメアリとアオオビハエトリの組み合わせを3回ほど見たことがある。
日曜日のお散歩で見たのは初めての組み合わせだった。
ありんこが幼虫とか咥えてぞろぞろ歩いていた。
ああ~こういったところにはアオオビハエトリいるよね、とか考えながら周囲を見ると、、、![]() |
| マミジロハエトリ Evarcha albaria |
こないだの日曜日は雨でいまいち。
だったので5月最後の日曜日から。
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| シマサシガメ Sphedanolestes impressicllis |
持ち帰ってみたらオスだった。
背面
腹面頭部と胸部胸部には披針形の白毛が生えてる。知らなかった。
横顔
引き出した腹端部![]() |
| シマサシガメ Sphedanolestes impressicllis |
同、横から
普通に見掛けるのに画像は少なかった。すぐ葉裏に隠れるので撮りにくい。
こんなメスもいた。
ブレ写真。。
胸部の白色部が広い。細かく見ると個体識別できそうな種類ですな。
ところで犠牲者はハムシダマシあたりか。
ではまた
5月最後の日曜日。スマホ撮り。
太ももが目立つスリムなハエ。前脚をプルプルしながら歩き回る。
脛節に生えた微毛がプルプルに合わせて白く反射して目立つ。
手旗信号みたいである。
5月に入るとよく見かけるハエだけど、あまり写真を撮ってない。
太い後脚腿節が特徴的で普通に見掛けるのでわざわざ撮ってなかったみたいである。
画像フォルダを探したら、交尾しているところばかりが数枚見つかった。
科和名はフトモモホソバエ科とされるが、北隆館の図鑑ではモモブトホソバエ科とされ、図鑑によって表記ゆれが見られる。
腿が太い細いハエなのでモモブトホソバエの方が意味が通るような気がする。太腿が細いハエじゃないもんね。
本科については双翅目談話会雑誌はなあぶ45に「日本産Megamerinidae フトモモホソバエ科について」という記事がまとめられており、従来クロフトモモホソバエ、学名が Texara compressa とされた種は Texara savolaineni の誤認だとされて、サボライネンフトモモホソバエの和名が当てられていた。
外見の簡単な判別では
後腿節基部が白色…サボライネンフトモモホソバエTexara savolaineni
後腿節基部が赤色…クロフトモモホソバエTexara compressa
後腿節基部が黒色…シャタルキンフトモモホソバエTexara shatalkini
で、脚部が黄色いのが別属のキアシフトモモホソバエProtexara sp.
で、他に国後島からMegamerina dolium が知られているそうだ。
2018年のは、採集して拡大画像を撮っていたので以下ペタペタ
♂側面
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| サボライネンフトモモホソバエ Texara savolaineni |
ということで、腿節の特徴で違和感があったら交尾器を見て各部の特徴を文献で確認するとよいだろう。
おまけ
顔1
顔2顔3![]() |
| サボライネンフトモモホソバエ Texara savolaineni |
ではまた
先週に引き続き、カメムシに寄生する虫。
お散歩コースのササの葉で見つけた卵
1個だけ半透明で無精卵ぽい。
ここいらでササにつく大型のカメムシは、
エビイロカメムシGonopsis affinis
シロヘリカメムシAenaria lewisi
ヒラタトガリカメムシBrachymna tenuis
の3種くらい。
この中でエビイロカメムシの卵は球形に近いのでおそらく違う。
よく見るのはシロヘリカメムシなのでたぶん本種の卵だと思う。
けど、鉢巻き模様なんてあったっけ?
最近侵入したヒラタトガリカメムシの可能性もあるのかな?
孵化したら判るやも?と持ち帰って五日後。
!!
全て寄生蜂に変換。
無精卵ぽいの以外は、羽化していないのも含めて全部ハチ入り。卵殻の拡大
とりあえず羽化した分
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| タマゴクロバチ科の一種 Scelionidae Gen.sp. |
ハチの仲間は雌雄を産み分けることが出来るそうで、このハチの場合は交尾用の♂を一個体のみ用意して、あとは繁殖用の♀を産み付けるようだ。
兄弟姉妹でハーレムとか、ヒトでは理解できない世界である。
あとは拡大画像。
♀背面
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| タマゴクロバチ科の一種 Scelionidae Gen.sp. |
腹部基部の彫刻がよい。
♀側面
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| タマゴクロバチ科の一種 Scelionidae Gen.sp. |
♂背面
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| タマゴクロバチ科の一種 Scelionidae Gen.sp. |
♂腹面
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| タマゴクロバチ科の一種 Scelionidae Gen.sp. |
おまけ
♀の顔
大顎自体はモスラの幼虫チックなおちょぼ口なんだけど、複眼まで伸びる彫刻があるので、口裂け女みたいに見える。ではまた
先週土曜日、自宅ベランダから庭木を眺めていると、
常連と化したキマダラカメムシの近くにハエがいた。よく見ると、翅に模様がある。
ネットで見た記憶がある。
あわててお散歩ネットを取りに行って確保した。
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| ヒラタヤドリバエの一種 Euthera tuckeri |
和名はなく学名のみ。
ヤドリバエは門外漢なのだけれど、これだけ特徴があればおそらくこの種で間違いないだろうと思う。
ついでに撮った黒バック前翅の透明な部分は結構白く曇っている。カメムシに寄生するらしい。
脇にいたキマダラカメムシもネットインしていたので、体表をじっくり観察してみたが、卵は見当たらなかった。
もしキマダラカメムシにも寄生するのなら、都市部でも増えてきそうなヤドリバエである。
キマダラカメムシは元々九州以南に分布していたものが、分布が北進している種類で、都市部の緑地で非常に多く見られるようになっている。
斜めから
ネット上では垂直尾翼がある、などと書かれているのは前翅基部にある「小翅片」と呼ばれる部分。大概のハエにもある部分だけど、本種は黒いため目立つのだろう。側面
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| ヒラタヤドリバエの一種 Euthera tuckeri |
顔
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| ヒラタヤドリバエの一種 Euthera tuckeri |
今後増えるかもしれないので注意しておこう。
ではまた
今年のゴールデンウイークはいつもの日曜日のお散歩以外に最終日にもお散歩行ってきた。
若かりし頃は休みとなれば出掛けっぱなしだったものじゃが、、
さて。
その最終日のお散歩中に
倒木に座ってついったー見ながらぼへっとしていたら
ズボンに見慣れない虫がふたつほど歩いていたので持ち帰り。
流石ゴールデンウイーク
ひとつめはテネラルの潰れたコクゾウムシみたいなヤツ。
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| シュロゾウムシ Derelomus uenoi |
近くにシュロの木生えてるのでそこで発生しているのだろう。
背面
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| シュロゾウムシ Derelomus uenoi |
ふたつめ
とてもちっちゃい。体長3㎜ほど。スマホで撮って、フィルムケースに取り込んでから画像を確認したらオドリバエ系のハエみたい。
オドリバエならネット上に絵解き検索がある。↓
↑pdfファイル直リンク
これによると、
カマアシハシリバエの一種Tachypeza sp. にたどり着いた。
以前はオドリバエ科Empididae でまとまっていたけど、最近の分類では細分化されてこの辺はセダカバエ科Hybotidae になったらしい。
側面
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| カマアシハシリバエの一種 Tachypeza sp. |
オドリバエはすぐこうなる。
翅
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| カマアシハシリバエの一種 Tachypeza sp. |
ではまた