日曜日に砂防堰堤のなんでもない草地で見かけた小蛾。
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| ハマキガ科の一種 |
幸いにも確保できたので拡大
翅拡げてみる![]() |
| ハマキガ科の一種 |
これというのが見当たらない。
なんで?
銀星の散らし具合はサッポロヒメハマキに似てなくもない。
胸に一対の白斑とか、前翅縁毛が白黒マダラとか、寸詰まりの翅型とかなんか変な印象のある蛾である。
意表をついてハマキモドキ?とか迷走するも
やっぱりヒメハマキガ亜科のなにかであろうと思う。
神戸の低地で新種がいるとは思えないのだが、
何者なのだろう?
ではまた
ヒメバチ撮ったけど、珍しくたぶんこの種であろう、というところまで行ったのでタイトルを種名にしてみた。
日曜日に見掛けたこんなヤツ。
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| マダラオオアメバチ Stauropoctonus bombycivorus |
おっきいので、ひょっとして属までくらいなら判るかも?と採集した。
例によってヒメバチの検索表から特徴を羅列。
アメバチ亜科Ophioninaeの特徴
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後体節第1節は細く気門は後方にある
背面から見て幅が狭いアメバチ型体形
産卵管は背面に切れ込みを持つ
前翅は鏡胞を欠き、2m-cuは本来鏡胞のある位置より基部寄りに合流する
前翅のsecond subdiscal cellの後縁に暗褐色の翅脈を有する
単眼が大きく後単眼は複眼に接近する
跗節の爪は密な櫛歯状←これだけ確認してなかった。
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Stauropoctonus属の特徴
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後頭隆起線を欠く
大顎は強く捻じれる
中胸腹板の後方隆起線は完全
前翅翅脈2r&RSは基部縁紋付近で幅が顕著に広くなる
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で、日本産ヒメバチ科目録を見ると、Stauropoctonus属の日本産既知種は3種のみではないか。
1種は屋久島産で除外、本州で記録のあるS. infuscus は、
愛媛大学の「日本産ヒメバチ目録」で画像を確認したら腹部が全体褐色なので違うということにして、残ったマダラオオアメバチStauropoctonus bombycivorus ということになった。
信用できる2・3の寄生蜂のサイトにあるマダラオオアメバチの画像を見ても違いが見当たらないのでたぶん合ってる、と思う。
以下画像。
背面
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| マダラオオアメバチ Stauropoctonus bombycivorus |
つぎはぎ翅脈画像
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| マダラオオアメバチ Stauropoctonus bombycivorus |
頭部を後ろから
後頭隆起線はなく、後単眼は複眼と接している。胸部側面
胸部背面前伸腹節の印刻はワタクシ的にはいまいち。後体節第1節(腹柄節)
気門は後方に開口してる腹部、途中
なんとなく気門の位置に矢印打ってみた。だんだん前にずれている。
腹端
鞘から産卵管を出してみた。意外と短い。上面に切り込みがありますな。
正面顔
斜め顔![]() |
| マダラオオアメバチ Stauropoctonus bombycivorus |
噛むより、挟み切る感じだろうか。
ではまた
カツオブシムシと言えば、毛織物の害虫として知られているが
野外性の種類もいる。
日曜日のお散歩で見かけたのはこんなヤツ。
なんか模様のあるキスイムシ、、、?とか思いながら持ち帰り。拡大
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| ベニモンチビカツオブシムシ Orphinus japonicus |
腹面
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| ベニモンチビカツオブシムシ Orphinus japonicus |
甲虫図鑑の図版の触角はもっと大きいからこちらは♀だと思う。
昔見たのはもっと触角大きかったような?とハードディスクを探したら出てきた。↓
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| ベニモンチビカツオブシムシ Orphinus japonicus |
往年の名機、NIKONのスイバルデザイン COOLPIX E995での撮影。
25年前なのでディフューザーって何ですか?な頃なので、、、
ところで本種は甲虫には珍しく単眼がある。
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| ベニモンチビカツオブシムシ Orphinus japonicus |
他にはヨツメハネカクシの仲間は単眼を2個持っている。
ではまた
いきなり酷暑でお散歩コースは早くも虫枯れの様相。。
毎年見掛ける虫の種類が歯抜けのように減っている気がする。
愚痴はさておき、こんなのがいた。
拡大![]() |
| ヒメカラスハエトリ♀ Rhene albigera |
いつもなら正体不明で終わるところだけど、ヒントが周りに写っている。
シダはベニシダの仲間で小さなミノがくっ付いている。この日曜日は朝までたっぷり降った雨でいつもの枯れ沢に水が流れていた。
よいことである。
たとえ、下草びちょびちょで虫が見られないとしても。
帰りに今年初鳴のニイニイゼミが聞けたのでヨシ、である。
さておき、
お散歩コースに倒れているニセアカシアの倒木。
虫があまり付かない木なのでよく見てなかったが、多孔菌のたぐいがぺっとり生えていたのでチラ見すると、![]() |
| ムラサキアツバ幼虫 Diomea cremata Larvae |
黒っぽいところは食痕である。
キノコ食いのいもむしでシイタケの害虫ともされる。
撮ったスマホ画像を見ながら歩いて行ったところで、矢印のところに模様付きの虫がいるのを確認。
戻って吸虫管で吸い取って持ち帰ってみた。
いもむしはスルー、知ってる虫まで持ち帰ると整理が大変なので。
ぴちょんくんみたいな水滴型の虫はこんな虫。
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| クロゲヒメキノコハネカクシ Sepedophilus armatus |
鞘翅目の体長は翅端までが基準とすると、体長は1.5㎜になるか。
腹面
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| クロゲヒメキノコハネカクシ Sepedophilus armatus |
図鑑を見ると、上翅側縁に6本のトゲ状刺毛があるとか、斑紋に変異が多い、などと書いてあった。
念のために、日本産ハネカクシ科総目録をみると、同属の日本産は30種ばかし記載されている。。。
模様があるからと持ち帰ってみたけど、こりゃ種までの同定は無理かと思ったけど、ちょいとググると「A Revision of the Genus Sepedophilus Gistel (Coleoptera, Staphylinidae, Tachyporinae) from Japan: Species Group of S. armatus Sharp」(←リンク先はJ-STAGEからダウンロード可)という論文に同属他種の交尾器画像などがあるのを見つけたので確認してみた。
♂交尾器
プレパラートにしていないので全体にピントが合ってないけど、論文の図と一致するので特定してよさげ。今回のは普通種だけど、外見でほぼ区別できない種にニセクロゲヒメキノコハネカクシS.subarmatus というのがいて、こちらは東京の高尾山と鹿児島の口永良部島、国外では韓国でしか見つかっていないそうである。
分布が飛び離れているが、ちゃんと探せば近所にもいそうな感じ。。
とりあえず、近所のは普通種の方とあいなった。
おまけ
ムラサキアツバ幼虫の側面
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| ムラサキアツバ幼虫 Diomea cremata Larvae |
こちらの図鑑では旧和名のヒメムラサキクチバになっている。
ではまた
雨上がりの日曜日、お散歩で見かけた光景。
ハネカクシがヤスデを捕食しているのを見かけた。ヤスデと言えば防御物質にシアン化合物を分泌するそうだが、まずくはないのだろうか。
アカサシガメの仲間はヤスデ専食らしいし、以前シロハラのウンチを持ち帰って拡大したらフジヤスデの一種の殻がたくさん含まれていたので、ヤスデもあまり安穏とした生活はできないらしい。
こちらのヤスデはヤケヤスデの仲間だと思うけど、、、
♂なら判るかもと一応持ち帰ってみたものの、生殖肢のある節は失われていたので同定できず。
以下ハネカクシの拡大
背面
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| ムネビロハネカクシ Algon grandicolis |
日本産ハネカクシ科目録で本属は1種のみなので、まあ合ってるだろう。
アルゴン属とか、素敵な響き。
腹面
拡大![]() |
| ムネビロハネカクシ Algon grandicolis |
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| ムネビロハネカクシ Algon grandicolis |
ではまた