ネタが無いのでちょっと前に採ったハチの分類を試みる。
こんなの
体長3mmほど。コバチ上科かと思っていたが帰って拡大すると、翅脈はヒメバチ科だった。
ちいさい、というだけで同定難易度が上がってしまうが、
ハエヒメバチ亜科の一種とした。
ハエヒメバチ亜科にした根拠は以下
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触角柄節の長さは幅の2.5倍以上ある
触角鞭節は13節以上ある
マーラースペース(大顎基部と複眼の間)は長く、明瞭な眼下溝がある
顔面は膨らみ、頭盾との境界は不明瞭
大顎は細い
後体節第1節は細長くない
中脛節の距は2本
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本亜科はヒメバチ科では最も分類が遅れているグループで日本産は100種近くいるが、ほとんどが未記載か未記録種だそうな。
ということでそれ以上の分類は諦めた。
胸部側面
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
腹部側面
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
顔
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
翅脈
ハエヒメバチ亜科の一種 Orthocentrinae Gen.sp. |
中脛節の距は2本の図。
おまけ 産卵管
ではまた
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