最近の虫にこれと言ったものがいないので
今年飼育したいもむしから1枚。
4月22日のお散歩で見掛けた巣。
コナラの葉を綴り合わせた巣で、
丸い小窓がたくさん開いているのが特徴的。
幼虫は頭部も含めて全体黄白色だったが画像はなし。
そのままフィルムケースに入れておいたら
5月8日に羽化してきた。
ゴマダラノコメキバガ Faristenia quercivora |
白黒マダラのちょっと地味な子である。
顔
下唇鬚の第2節(矢印)は突出した大きな毛束を生じ、
先端部は白色で下半は黒色に茶色の鱗粉を散布。
展翅中の図
ゴマダラノコメキバガ Faristenia quercivora |
羽化後の蛹殻と終齢幼虫の脱皮殻
蛹は全体に微毛を生じる。
蛹の腹端腹面
腹面(上側)の鉤状刺毛は多数。
図鑑によると既知の食樹はアラカシ、モンゴリナラ、コナラ、アベマキ、クヌギなどのブナ科。おそらく年2回の発生。
そういやアラカシでも穴開きの巣を見た記憶がある。
おまけ
フィルムケースの内側にくっついている蛹。
ではまた
またまた一安心させていただきました。
返信削除幼虫から飼育し羽化させWeb上の絵合わせでこれだろうと自己同定しましたが自信がなく不安でMyHPのこれを見るたびに良いのだろうかと思っていたのです。
ありがとうございます。
ところで、「みんなで・・・」の ツツジハマキホソガ は貴殿のでしょうか?。
そっくりなのを飼育羽化させたのですが、ヌルデからのため合点がいっておりません。
一応、私の掲示板にUPしておいたのですがよろしければご意見など頂ければ・・・・と。
掲示板はスパム攻撃にあい変更しています。 URL(略):rara.jp/akasigabbs/ です。
YAMKEN様コメントありがとうございます。
返信削除ちょっと調べましたがヌルデにつく種は複数あって交尾器見る必要があるみたい。ツツジもヌルデも斑紋は似てます。
貴掲示板にも書き込ませていただきました。
「判りません」と、、、、