台風のせいで虫ネタがないので標本用品の話でも。
小蛾類などの小型昆虫の標本には、微針という細短い針を使用する。
微針に刺した標本はそのまま標本箱に入れると取扱困難な時限爆弾になるので
普通の昆虫針に取り付ける。
古くはピス(ニワトコという植物の髄)やコルクなどを使用したが、
今では白色ポリエチレンフォームが一般的である。
昔はいちいちカッターナイフで切って作っていたものだが、、
こんな「微針専用台」として切断済みのものが購入できる。
志賀昆虫普及社とか昆虫文献六本脚とかアマゾンとか
1個はこんな。
5mm×20mm。
ただ、私には微妙に大きい気がするので、、、
こんな感じに3つに切断して、
3号の昆虫針を刺して準備しておく。
使用例
適当に標本箱から
背中から見たい虫には細長い方を使い、
横から見たいハエなどには四角い方を使ってます。
ケチケチと一個から3つの標本に使ってます。
ちなみに左はムネアカキアシハバチ Paracharactus leucopodus、右は、、、
ヒロクチバエ科辺りかと思って検索してみたけどワカラナイ。
どうやらハネフリバエ科 Ulidiidae のよう。
Euxesta anna という学名で検索すると見られる画像とそっくりである。
画像検索で適当絵合わせしただけなので信用しないでね。
ではまた
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