シロモンクロシンクイ Commatarcha palaeosema |
本科の出世株?はモモシンクイガ Carposina sasakii 。
幼虫がモモ、スモモ、アンズ、リンゴ、ズミ、ナシなどの果実に潜りこんで
商品価値をなくしてしまう有名な果樹害虫である。
シロモンクロシンクイの幼虫はシイ、アラカシ、コナラなどの菌えいに潜入して
これを食べるとのこと。
「日本の鱗翅類」に幼虫が図示されているが、穿孔性のヒメハマキみたいな感じ。
胴体は黄白色で頭部淡褐色、背盾と肛上板は褐色。
シイとアラカシの菌えいではしばしばカシコスカシバの幼虫が
同居していることがあるそうな。
菌えい、、、、
枝や幹にカルス状のコブがあるがあれのことかな?
憶えていたら探してみやう。
近縁にニセシロモンクロシンクイ Commatarcha vaga がいるが、
交尾器のほかに白斑にわずかな違いがあるそうな。
おまけ
以前お散歩コースで採集、展翅した標本。
シロモンクロシンクイ Commatarcha palaeosema |
採った時はもうちょっと黒っぽかった気がする。
10年以上前だから色褪せたのかな?
ではまた
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