2018年11月3日土曜日

ご近所のニクバエ・・・シリグロニクバエ

旧ブログから続くご近所のニクバエシリーズ?
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日曜日に交尾中のハエを見つけたのでスマホでパチリ。
下になっている♀の方が小さい。
ここら辺(体の大小)は幼虫時の栄養状態で大きさが変わるのでたまたまだろう。

で確保。馬乗りになってた方の♂。
胸背の黒線が奇数(中央の1本から始まる)なのは ほぼニクバエ科。

♂側面
腹端を引き出して交尾器を見えるようにしておく。

♂交尾器側面

ネット上の「みんなで作る双翅目図鑑   画像一括閲覧ページ 」とか
手持ちの「実用麻蝿彩色図鑑(実用原色ニクバエ科図鑑)2016」で見ると、

シリグロニクバエ Sarcophaga melanura と一致。

ニクバエの中では割りとあっさりした形の交尾器。
斜め下からの構図
ハエの第5腹板は、交尾器の形状とともに重要視される。

♂交尾器下から

♂の顔あたり

おまけ
♀の標本を作るときにおしりを柄付き針でつついていたら、、
ウジ(幼虫)が出てきた。

知ってる方も多いと思うがニクバエ類は卵胎生の種類が多く、
おなかの中で発生が進んで直接ウジを産み落とす。
腐敗の早い栄養たっぷりのお肉とか、自然界では競争率高そうなので、
幼虫を直接産めた方がいいでしょうね。

まじめに採集していないせいで、いまだに図鑑によく出てくるセンチニクバエを確認したことがない。。。


ではまた

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