2019年9月21日土曜日

カタアカチュウレンジ

日曜日に採った虫貼るだけ
2019.IX.15
カタアカチュウレンジ Arge rejecta ♀
触角3節のミフシハバチ科 Argidaeである。
腹面
カタアカチュウレンジ Arge rejecta 
体色は、中央を除く前胸背板・肩板・中胸側板の上半部が暗赤色となる他は全体青藍色。
脚は黒色。翅は暗色を帯びる。
色彩変異が多く、中胸背板も暗赤色となるものや胸部全体が青藍色になることもあるそうな。
幼虫の食草はキイチゴ類。
4~6月に成虫が見られるとあるが、2化目の個体が出るのかな?
いたんだから出るのだらう。

色彩が似ているものに、ニレチュウレンジ Arge captiva がいる。
本種は胸部全体が広く赤色になるが、こちらも変異が大きく胸部全体が青藍色になるものまでいるそうだ。
こちらはアキニレやハルニレにつき、5月と7・8月の2回発生するそうだ。

検索表を見ると、
顔面の隆起線に違いがあり、カタアカチュウレンジではY字形になるが、
ニレチュウレンジでは縦の隆起線がなくV字形になるので区別できるとある。

顔面
カタアカチュウレンジ Arge rejecta 
Y字形ですね。

片展翅。
カタアカチュウレンジ Arge rejecta 


おまけ
♀の産卵管
ギザギザのこぎり。

追記
昔、旧ブログで顔面隆起線がV字のアカスジチュウレンジを紹介していた。
記事はココ↓
「アカスジチュウレンジの産卵管」
昔なので画像は粗いけど顔面載せてます。

ではまた

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