プレパラートにして光学顕微鏡でチラリ。
やっぱりヨウジョウウモウダニ科でよさそうである。
鳥の種類ごとに種分化してそうなグループである。
トキとか鳥の方が希少種だとウモウダニも調べられているようだが、そこらの小鳥は手つかずだと思われるので、これ以上深掘りはしない。
トラツグミ専門の種類なのかどうかも判らない。
以下光学顕微鏡の接眼にデジカメ押し当てて撮った画像。
メス成体
Proctophyllodidae Gen. sp. ♀ |
ここがパカッと開いて卵が前方に押し出されてくる。
体長は約0.4mm。
オス成体
Proctophyllodidae Gen. sp. ♂ |
♂後体部拡大
Aは肛吸盤。1対あるが片方は横向いてしまった。
室内塵にいるコナダニ類やヒョウヒダニ類のオスにも見られる構造で、交尾の際や成虫脱皮前のメスの若虫にくっ付いている。
Bは挿入器。コナダニ類やヒョウヒダニ類と違ってめちゃくちゃ長い。
若虫、たぶん第3若虫
先週の記事の写真で♂が抱えていたヤツ。
生殖器がまだ見られない。
幼虫
幼虫は脚が3対。
脱皮して第1若虫になると脚は4対になる。
オマケ
メスの成体を偏光照明で撮ってみた。
特定の刺毛と鋏角(きょうかく)がやたらと光ってる。
オスも同じ場所が光ってた。
ではまた
こういうのを見ると、光学顕微鏡またほしいなあと思ってしまいますw
返信削除いつもお散歩ツイッターとブログ楽しく読んでいます。
コメントありがとうございます。
削除顕微鏡は会社の備品なので定年になるまでに家用が欲しい今日この頃。