ちょっと前のツイート
シュロの枯葉を叩いたらウスイロカモドキサシガメ落ちてきた@神戸。 pic.twitter.com/NOYbA6YXwh
— Acleris(あくれりす) (@Acleris) November 10, 2024
これに鶉様より「ツヤカモドキサシガメだと思います」のご指摘が。
いつも見掛けるのはウスイロカモドキサシガメなので、そう思い込んでリリースしてしまった。
標本がないと確認できないし、もやもやするし、
で日曜日に再度シュロを叩きに行ってみたがリベンジならず。
あきらめきれずに枯葉を叩いてみたら1個体だけ見つけることができた。
やっほい
こんな感じの枯葉。
たしかナラ枯れの倒木に巻き込まれたカゴノキか何かだったと思う。谷筋で湿り気があり、菌食性のチャタテムシとかがいるような空中の枯葉がポイントのような気がする。
さて
背面
ツヤカモドキサシガメ Calphurnioides japonicus |
手足が長くてよく判らないので、、
以下拡大画像と図鑑の解説をかいつまんで。
前半背面
ツヤカモドキサシガメ Calphurnioides japonicus |
前翅
ツヤカモドキサシガメ Calphurnioides japonicus |
盤状翅室の基方には翅脈で閉じられた小部屋はない
青丸のところは翅脈に見えるけど模様である(と図鑑に書いてある)
矢印は縁紋の終端(翅縁に届く種類がいるそうな)
前脚黒バック
ツヤカモドキサシガメ Calphurnioides japonicus |
跗節は2節
前脚跗節の長さは踁節の1/3以下で毛に覆われる。腿節下面の微毛が目立つが、踁節背面中央あたりにも微毛が生えてる。
白バック前脚
腿節下面にはトゲが並ぶ。前脚腿節下面
トゲは2列に並ぶ背中のトゲ
後胸背板に強大なトゲがある。図鑑には小盾板と第1腹節にはトゲを欠くのがツヤカモドキサシガメ属の特徴、と書いてあるが、この個体は第1腹節にも小さいトゲがあった。
ハテ?
オスだから?
別種てことはないよね。
オスなので交尾器画像
斜めから後ろからおまけ
サシガメなので?前胸腹面に窪みがあり細かい横溝がある。口吻でカリカリ音を鳴らしているのかもしれない。
ではまた
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