イヌタデで吸蜜中
キンパラナガハシカ Tripteroides bambusa ♂
こちらは♀
キンパラナガハシカ Tripteroides bambusa ♀
本種の特徴は腹端に届くほどの長い口吻と腹部腹板の淡い黄金色。
あと、腿節の銀白の一条紋と二白斑など。
鱗片は金属光沢があり、特に後頭部は光の当たりかたで秋の青空色に光る。
♀は吸血するがヒト選好性は低い種類で、あまり刺された記憶はない。
新訂原色昆虫大図鑑(III)の検索にあるナガハシカ属の特徴の抜粋(一部)
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体に鱗片が多く、特に腹部は完全に覆われる
口吻は直線状
翅膜は全面に微毛状突起を具える
気門前刺毛がある
翅の覆片に刺毛状の鱗片がある
・・・etc.
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で、日本産ナガハシカ属はキンパラナガハシカ1種とのこと。
(琉球列島に1亜種あり)
おまけ
覆片は前翅基部後方の膜質部のこと。
矢印部が刺毛状の鱗片。
ではまた
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