2017年8月5日土曜日

ヒゲブトナガカメムシ

明け方まで降った雨で地面の濡れた日曜日、
木の幹でちびこい虫を見かけた。
ヒゲブトナガカメムシ Appolonius oblongus
体長は4mmほど。

日本原色カメムシ図鑑第1巻(全国農村教育協会)では学名はAppolonius crassus となっているが誤同定で同第3巻で上記の学名に改められた。
本種はヒョウタンナガカメムシ科Rhyparochromidaeに属する。

古い図鑑ではナガカメムシ科Lygaeidae であるが、日本原色カメムシ図鑑第3巻(全国農村教育協会)で再整理され、ナガカメムシ上科に他の科も含め11科に細分化されている。

図鑑の検索からヒョウタンナガカメムシ科Rhyparochromidae の特徴を抜き書き
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単眼がある。
前翅に楔状部は無い。
前脚脛節に海綿窩は無い。
前翅膜質部には5本以下の縦走脈のみがあり、横脈は無く網目状にならない。
小楯板に上向きの棘状突起は無い。
腹部第5・6・7節の結合板は葉状に突出しない。
腹部腹板第4第5節間の縫合線は前方に曲がる。
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採集したので背面写真
ヒゲブトナガカメムシ Appolonius oblongus 
Appolonius属の特徴は、側方に強く突出した複眼と触角第3・4節が太いこと。
本属は日本産1種。

腹面
ヒゲブトナガカメムシ Appolonius oblongus 

側面
ヒゲブトナガカメムシ Appolonius oblongus 

その他の画像
前翅膜質部の縦脈は4本。

黒くて判りにくいけど単眼は2個。

腹部腹板第4第5節間の縫合線は前方に曲がる、の図

カメムシの仲間は、腹部第1・2・3節が癒合してるか退化してるか判らないけど、3節見えません。

ではまた。

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