2018年5月19日土曜日

シモヤマジガバチモドキ

日曜日は雨でさっぱりだったので、ちょっと前に採った虫を貼るだけ。

5月6日にお散歩ネットに入ったちいさいハチ。
日本産有剣ハチ類図鑑(2016、東海大学出版部)で同定。
シモヤマジガバチモドキ Trypoxylon shimoyamai
体長は約8㎜。

図鑑から本種の特徴を抜き書き
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頭盾前縁中央は2歯状に突出する
腹部第1節は棍棒状
腹部は黒褐色
♀前脚基節転節は黒色、腿節は黒褐色、脛節は褐色、付節は黄褐色。
中脚、後脚は黒褐色から黒色。
オニグモ科、コガネグモ科のクモを狩る。
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前伸腹節あたりの拡大

胸部側面
中胸側板の中央がへこんで穴が開いたように見える。
左右同じようにあるのでそういうものなのだろう。
図鑑には書いてなかったけども。

顔面
複眼はえぐれてる。
口の周囲は白毛で覆われ、光の加減で銀色に光る。
ギングチバチの由来はここらへん?

頭盾前縁拡大
2歯状に突出してる。

分類学的位置
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ミツバチ上科 Apoidea 
キングチバチ科 Crabronidae
ギングチバチ亜科 Crabroninae
ジガバチモドキ族 Trypoxylonini
ジガバチモドキ属 Trypoxylon
シモヤマジガバチモドキ Trypoxylon shimoyamai
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おまけ
産卵管(針)を引き出してみた。
わりと短い。

ではまた

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