ゴマフシロハビロキバガ Scythropiodes leucostola |
その葉っぱに幼虫がくっついていたようで、
ふと気付くと綴られた葉っぱがあり、存在を知った。
庭のクヌギにはミダレカクモンハマキがよくいるのでそれかな?
とか思っていたら、1個体だけ違ったという。。。
幼虫写真撮ってない。。
ヒゲナガキバガ科 Lecithoceridae のハビロキバガ亜科 Oditinae に属する。
幼虫は広食性で各種広葉樹の他、マツ科のモミやセリ科のノダケ、シダ類についていた記録もあるそうだ。
他にはコナラのナラメリンゴタマバチの虫こぶに穿孔し、中身を食していたのまで観察されている。
所属が移動したため、和名が上記に変更されているが、
古い図鑑ではヒロバキバガ科の「ゴマフシロキバガ」になっている。
ところで、
ハビロキバガ亜科の知られている蛹の前胸には
すべてこんなへんてこな突起がある。
羽化後の蛹殻
矢印のところ。
羽化前の蛹
ゴマフシロハビロキバガ Scythropiodes leucostola |
大きな外敵には役に立たないだろうけど、ダニとかだったら十分撃退可能だと思う。
足とか挟まれたら大泣きで逃げ出すレベルだと思う。
他のハビロキバガ亜科では例えば、
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」のサイトにある
フタクロボシキバガ(これは旧名、現在はフタクロボシハビロキバガ)では
たんこぶがもっと発達しており、ほぼカリフラワーである。
この蛹の画像はその昔、私が投稿したヤツ。
ではまた
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