2021年12月11日土曜日

チビフタオヒメバチ属の一種

直近のお散歩では何の成果も得られませんでした、、、
なので、ちょっと前にスイーピングで得られたハチ。
スイーピングとはやみくもに網を振り回して入った虫を採集する方法(やみくもではないな。調査では往復の回数とか決まっていたりする)。

コバチ類しか入ってないと思っていたら、、
チビフタオヒメバチ属の一種 Stictopisthus sp.

体長3.5mmとコバチサイズのヒメバチが混じっていた。

例によって「Information station of Parasitoid wasps」のサイトで検索してみた。


本属はフタオヒメバチ亜科 Mesochorinae に属し、その特徴は
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前翅に2m-cu脈を有する。
触角鞭節は13節以上
前翅鏡胞は大きく、ひし形
頭盾と顔面の境界は不明瞭
雌の亜生殖板は側方からみて大きくて三角形だが、腹端は超えない
後体節第1節の気門は中央付近にある
腹部は縦長でアメバチ体型寄り
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などなど。

で、チビフタオヒメバチ属 Stictopisthus の特徴は
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後翅のCu1(Discoidella)は存在しない
触角挿入孔の下に一直線の横隆起線をもつ
Epicnemial carinaの背方終点は中胸側板の縁に接近する
Nervulusの起点はBasal veinの起点から明瞭に先端よりにある
産卵管の鞘の長さは幅の3.3~7.0倍
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和名は、オスの把握器が後方に伸長するところからフタオヒメバチの名があるようだ。
・・・・・寄生蜂に手を出す前に見たことあるようなないような?
普通に見られる、とか書いてあるのでそのうち見られるだろう。

さておき、各部を拡大。

胸部背面
前伸腹節はヒメバチによくある亀甲縛り。

矢印が触角挿入孔下部の隆起線。
顔面と頭盾の境は不明瞭で判別できない。

矢印の通り、cu-aがRs+Mの起点より外寄りにある。

胸部側面
Epicnemial carinaは判りにくいが点線の感じ?

後体節側面
後体節第節は細長く、側面に柄側刻がある。矢印は気門。
亜生殖板は三角形で産卵管は単純な針状、産卵管鞘(黒いの)は幅の約5倍。
産卵管鞘の長さが幅の3倍以下なら Plectochorus 属になるらしい。

種名は例によって???である。。。


ではまた

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