この日曜日は下草も乾いていたので、お散歩ネットでガサガサしながら適当に摘まんで帰った。
その中の一つ、ホソキノコバエ科を久々に見た。
ヤマトヒメホソキノコバエ Bolitophila japonica |
翌日見たら、すでに頭部が乾燥で変形してしまっていた。
触角が長い。
前翅長は約4.5mm。
むか~し「一寸のハエにも五分の大和魂・改」という双翅目の掲示板で質問したことのある虫である。
当時(2010年)質問した個体は♀だったので、ホソキノコバエの一種で終わってしまったのだが、今回は♂だったので交尾器を観察してみた。
腹端を外して、、、
矢印の生殖端節(gonostylus)の基部に三味線のばち状の硬化した突起物が見える。10%KOH水溶液で透化処理して、、、分解。
で、♂生殖器の拡大。ヤマトヒメホソキノコバエ Bolitophila japonica Male genitalia |
翅でもある程度絞れそうなので、スライドグラス2枚に挟んで撮影。
ヤマトヒメホソキノコバエ Bolitophila japonica Wing vein |
R2+3脈が翅端に向かわずR1脈に合流すること、
R2+3脈は垂直に位置すること
M-Cu横脈が存在すること
辺りが特徴かと思う。
ではまた
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