拉致しようかな?と思ったけど、ササは水揚げが悪くて
飼育が面倒なので写真だけにした。
「ひむか昆虫記」で見た記憶があるが、イネ科の葉で飼育する場合は
葉の両端を切って水に浸した綿で挟むと良い。と読んだ記憶がある。
前から
コウスベリケンモン Anacronicta caliginea |
体毛は全体淡褐色だが、第1腹節の気門上隆起には黒色毛の束がある。
ウサ耳ケムシである。
図鑑を見るとコウスベリケンモンだった。
いもむしがデフォルトのヤガ科の中では珍しく2次刺毛がたくさん生えている。
頭部にも2次刺毛がたくさん。
頭部が飛び出しているので脱皮前の状態。
終齢幼虫ではないということである。
30mmくらいあったと思うので亜終齢くらいだろう。
背面
コウスベリケンモン Anacronicta caliginea |
背線は鉛色。終齢幼虫の背線は大きな黒斑を連ねるそうだ。
図鑑に書いてある食草はススキとあるが、ここはササ(ネザサと思う)しか
生えてないところなのでこれを食べてたのだと思う。同じイネ科だし。。
同属のウスベリケンモンはササ類を食べると図鑑にあったので、
あるいはこちらかと思ったが、「日本の鱗翅類(東海大学出版部、2011)」に
掲載されている幼虫画像を見ると、ウスベリケンモンにはウサ耳はなかった。
ではまた
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