2018年10月6日土曜日

ムラサキアツバの幼虫

実は、先週の記事に出てきたエノキの立ち枯れにいもむしがいたので持ち帰っていた。
その幼虫が今週羽化しました。
ムラサキアツバ Diomea cremata
実際はもっと黒っぽいけど、模様が判るように明るめに撮影。
紫黒色の弱い光沢がある。

幼虫はコチラ
ムラサキアツバ Diomea cremata 終齢幼虫
左のキノコに食痕がある通り、本種のごはんはカワラタケ類などのキノコ。
白黒褐色のまだら模様。やや紫がかってる?

横から
ムラサキアツバ Diomea cremata 終齢幼虫
第3・第4腹節の第1・第2腹脚は退化消失しているのでシャクトリムシっぽい。
シャクトリムシは英語でルーパー(Looper)と呼ぶが、こういう中途半端な幼虫は
セミ・ルーパー(Semi Looper)と呼ぶ。

繭。

まわりの木くずを齧りとってカムフラージュ。

羽化後の蛹殻、側面
背面

蛹の腹端には鉤状刺毛は無く、2対の小さな棘があるのみ。

ではまた

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