2018年12月22日土曜日

丸いのん

歩いているだけでは目新しい虫がいない。
仕方がなく落ち葉捲りなどをしていると
丸っこいのがいた。
日本産土壌動物第2版で絵合わせすると、
シママルトビムシPtenothrix denticulata にあたる種のようだ。

胴体前半正中線に沿って2本の縦筋があり、後半に2本の横縞が途切れ途切れの輪を形成するのが特徴とのこと。
模様は個体変異があるとか。
と言うか個体の左右でも違いますな。
検索表に沿うと、爪とか毛の本数とか感覚器とかを見る必要があるけど忙しかったのでズボラした。

トビムシ目 Collembola では腹部は6節に分かれるのが基本だそうだが、
体節の境界はマルトビムシ亜目では退化し、胸部と腹部の区別も判然としない。
体が球形のトビムシ目のうち、触角が頭部より短いものが
ミジントビムシ亜目 Neelipleona

触角が頭部より長いのが
マルトビムシ亜目Symphypleona である。
左の触角第4節の片っぽは失われている。
脱皮するときに再生するが中途半端でときがあるようだ。

ほっぺたはぷっくりしている。
矢印は跳躍器(ちょうやくき)で腹部後端から前方に伸びている。
跳躍器は腹部第4節腹面から伸びており、アヤトビムシ科では他の節より長くなる。
普段は腹部第3節腹面にある「保体」で跳躍器が固定されていて
保体が外れた瞬間に跳躍器が地面を蹴って跳ねる。

明るい処は嫌いなようで、コレもすぐにピンッと飛んでった。

おしり側
なんか顔が貼り付いてるみたい。

(゚ロ゚)

跳躍器が判りやすい?画像があった。
昨年の冬に腐葉土から見つけた子。
跳躍器は付け根から「柄節」、1対の「茎節」「端節」と続く。
たぶん ハケヅメマルトビムシ Papirinus prodigiosus だと思う。
眼の間のおでこに1対のコブ状隆起がある。

ではまた

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