2019年2月2日土曜日

クロバネフユシャクとシロオビフユシャクの触角比較

とくにネタを思いつかないので、前回の記事を引っぱるの巻。

フユシャクの近縁種間って交尾器の差異が小さい気がする。

初めて採ったクロバネフユシャクもワタシ的にはそう思う。
検索表に載っていた触角の差が形態的には大きな感じがする。
標本箱を探したら1個体だけシロオビフユシャクがあったので、
両種をちょっと撮影してみた。

全景、スケールの目盛りは1mm。
シロオビフユシャク Alsophila japonensis
2012年1月22日採集
クロバネフユシャク Alsophila foedata 
2019年1月20日採集
前翅長の実測値はシロオビが20mmでクロバネが14.5mm。
一見して大きさが違う。

次、触角の繊毛の長さ。
シロオビフユシャク Alsophila japonensis
クロバネフユシャク Alsophila foedata 
標本にすると毛が寝てしまったので少し判りづらいが、
触角中央付近のひとつの節と繊毛の比率が、
クロバネで3.2倍、シロオビでは2倍。
おおむね検索表通り。

明日のお散布お散歩ではそろそろシロフフユエダシャクが見れるだろうか。

ではまた

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