2019年3月16日土曜日

神戸の日光・・・ニッコウエダシャク

3月10日のお散歩で見かけた春の蛾。
ニッコウエダシャク Lassaba nikkonis
たぶん日光で採れた標本を元に記載されたんだと思うけど、全国的に分布する。
蛹で越冬して早春に出現する普通種である。

♂の触角は両櫛歯状。

これだけだと何なので、、、、ハードディスクを探すと、、、
終齢幼虫を2008年5月中旬に撮影していた。
ニッコウエダシャク Lassaba nikkonis 幼虫
顔面は絶壁。
頭頂部両側はやや突出し角張る。
気門は赤く、気門輪は黒色。
ニッコウエダシャク Lassaba nikkonis 幼虫
体表はプツプツした感じで腹部第2節気門付近がやや膨大し、
その背面部が淡色の斑紋となる。
コナラ、サクラ、モミジ、など多食性の幼虫である。
6月頃には土中で蛹化し、春まで寝んね。

おまけ
交尾器はこんな。

反転したファルス。

ではまた

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