2019年8月24日土曜日

ザウターキモグリバエの産卵

ネタがないのでちょっと前の画像から。
2019.VII.21
ササの新梢が枯れている。
以前なら気にも留めていなかった現象。

下手人はその前の週に撮っていた。
ふわふわと目の前をゆ~っくり飛んで、ササに止まったショウジョウバエくらいのちっちゃなハエ。
2019.VII.15
ザウターキモグリバエ Terusa frontata
そおっと覗いていると、伸びかけのササの新梢におしりをつけて、
フニフニと体を揺らしていた。

たぶん産卵。
ザウターキモグリバエ Terusa frontata
レモン色のなかなか美人さんのハエである。
最初のササとはまた別の場所である。
早いと5月頃から見かけているような気がする。
幼虫はたぶんフツーのウジだと思う。
暑くて確かめる気が起きない。

本種は以前、「一寸のハエにも五分の大和魂」というハエの掲示板に質問して教えていただいた種類である。
該当のスレッドは↓をクリック。
「キモグリバエ?」

本種は当初 Sauter博士が Chlorops frontata として新種記載されたものが<-間違い)
本種は当初 Sauter氏が採集し、Becker博士が Chlorops frontata として新種記載されたものが、のちに新属に移され、その際 Sauter氏の功績をたたえて名前を並べ替えた「 Terusa 」という属にされたそうである。
こういう並べ替えをアナグラムと云うそうな。


ではまた

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