2019年12月15日日曜日

シロテントガリヒメバチ

日曜日の晴れ間、地表近くを探索していたハチがいた。
よく見かけるけれど今までスルーしていたので反省してちょっと調べてみた。
虫の少ない時期なのでちょうどヨイヨイ。

先週の記事で参考にしたサイトで絵合わせして
シロテントガリヒメバチ Agrothereutes lanceolatus にした。

採集したのでいろんな方向から撮影。
背面
腹面




頭盾のしきりがあるようなないような。

前伸腹節のあたり

胸部側面
右上の青線は側板溝のトレース

後体節第1節
sp.は中央より後方にある気門
矢印は腹板の後端位置


爪は単純な形っぽい

特徴を文字にすると
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体長9mm、産卵管は腹端から3mm。
体は黒色、中・後脚脛節の基部は白色、前脚脛節は褐色、触角中央付近背面は白色、前翅の縁紋付近から外は曇る。

複眼内縁は平行に近い
頭盾前縁は剛毛の飾りを持たない

中胸側板のEpicnemial carinaは前縁に接近し、その背端は前胸背板後縁の中央より上方の水準に位置する。
中胸腹板の後方横隆起線はない(ような気がする)
後胸背板後縁に突起を欠く

前翅に2m-cu脈があり直線状、その脈に薄い部分(透明域)が1か所ある。
前翅鏡胞は五角形で柄はない

後脚脛節棘は2本

後体節第1節は腹端側に幅広くなり、気門は中央より後方にある
腹部は、高さ<幅(アメバチ体型ではない)
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多分あってると思う。

ではまた

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