啓蟄が過ぎましたな。
でも春本番にはまだまだなので。
そこらをお散歩ネットでガサガサして判りやすいのをゲット。
オウトウショウジョウバエ Drosophila suzukii ♂ |
オウトウその他の果実に産卵するため害虫とされる。
側面
キイロショウジョウバエ風で翅端に斑紋があるのが特徴。
この斑紋は♀にはない。
ショウジョウバエ♂の前脚ふ節には「性櫛(せいしつ) sex combs」と呼ばれる剛毛列を持つ種類がいる。
オウトウショウジョウバエでは第1ふ節と第2ふ節に性櫛をもつ。
キイロショウジョウバエの性櫛は第1ふ節のみにある。近縁にニセオウトウショウジョウバエがいるが、性櫛の剛毛が弱いらしい。
翅の斑紋も横長の紡錘形であるため区別できる、とのこと。
検索すると、ネットにpdfファイルが落ちてた。↓
「オウトウショウジョウバエとニセオウトウショウジョウバエの発生消長と判別方法」やまがたアグリネット-病害虫防除技術情報No.13
「ふ節」の「ふ」は足へんに付だけど、環境依存文字なのでふ節と書いたり付節にしたりしてるけど、どちらがマシだろう?
それはさておきオウトウショウジョウバエの♂交尾器
腹端を取り出して、
10%KOH水溶液で煮て分解。
背面側
第10背板の間に肛門があるので、anal plate と呼ばれる。
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