そういえば普通種なのに幼虫見たことないな、な虫の話。
2022年6月5日
倒れたコナラに生えたクジラタケとおぼしきキノコに新しい食痕を見つけたので二つほど持ち帰った。
通気口のあるタッパーに移して一日経ったら姿が見えなくなった。
やわやわな感じからして、基本、潜り込んで生活しているのだろう。
で、10日もしないうちに成虫が出てきた。
ルリオオキノコ Aulacochilus sibiricus |
オオキノコムシ科ではアカハバビロオオキノコと並ぶ2大普通種のルリオオキノコであった。
アカハバビロオオキノコの幼虫はキノコの表面を這っているのでよく見かける。
ルリオオキノコは、超普通種のくせに、ネットで検索しても幼虫が出てこないのは見えるところに出てこないからのようだ。
幼虫画像をペタペタ。
背面
ルリオオキノコ 幼虫 Aulacochilus sibiricus larvae |
側面
ルリオオキノコ 幼虫 Aulacochilus sibiricus larvae |
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ルリオオキノコ 蛹 Aulacochilus sibiricus pupa |
蛹になってもおしりのフォークは健在。
成虫
ルリオオキノコ 成虫 Aulacochilus sibiricus adult |
おまけ
脱皮殻からとりだした幼虫の小顎ルリオオキノコ 幼虫の小顎 Aulacochilus sibiricus maxilla of larvae |
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成虫になると、小顎髭の先端節が巨大化する。
ではまた
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