お盆休みの最終日、お散歩に出てネムノキの下で一休み。
ふと見ると、脇に置いたウエストバックに虫がいた。
オオクモヘリカメムシ Homoeocerus striicornis |
体はぺらぺらしている割に触角がすごく主張している。
けれど、触角も平圧されているので見る角度によって細く見える。
ヘリカメムシ科に属する。
幼虫は似たのがいるけど、本種はネムノキに寄生するそうなので間違いないだろう。
成虫になるといろんな果実から吸汁するので農業害虫とされるそうだ。
上から
オオクモヘリカメムシ Homoeocerus striicornis |
腹部の正中線に沿って黒い点が2個みえるのが「臭腺」。
本種の場合は強い酸性臭がするそうだ。
カメムシの幼虫時代は翅がないので背中側に臭腺が開口してる。
成虫になると、後胸の側面に臭腺の開口部が現れる。
理にかなってるけど、不思議。
成虫は割とシュッとしてる。
過去写真から。
2004年10月17日
オオクモヘリカメムシ Homoeocerus striicornis |
よく似た種にミナミトゲヘリカメムシがいるが、ミナミには前胸の側角に黒いトゲがニョキっと生えているので区別できる。
ではまた
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