日曜日にお散歩ネットに入った虫。
アリヒョウタンカスミカメ Pilophorus hyotan |
カメムシ図鑑をみると、クロヒョウタンカスミカメPilophorus typicus のようで、西南日本では最も普通のヒョウタンカスミカメと書いてあった。
♂交尾器 endosoma、先端にピント。
んだけど、ちょいと検索すると「区別できない近縁種がいる」などという物騒な文言がネットで見られたので、ちょっと調べ直すと以下の論文を発見。
「Reclassification of the plant bug genus Pilophorus in Japan and key to the genera and species of Japanese Pilophorini (Hemiptera: Heteroptera: Miridae Phylinae), pp. 1-40 in Zootaxa: 4942 pp. 12-16 (1).」
ずーたくさの論文は直接見れなかったけど、いろいろ検索したら他のサイトで読むことができた。
要約すると日本産Pilophorus属は再整理されて17種になり、クロヒョウタンカスミカメP.typicus は長崎以南の分布で、本州に産するものは別種で Pilophorus hyotan として2020年に新種記載された模様。
で、その論文には和名はなく、ツイッターの噂では後日アリヒョウタンカスミカメになったようだけど、出典は不明。
たぶんろすとりああたり?
腹面
アリヒョウタンカスミカメ Pilophorus hyotan |
側面
アリヒョウタンカスミカメ Pilophorus hyotan |
♂交尾器 endosoma、挿入器のことかな。
中央に枝分かれした細い突起は比較すると直線的とか。
♂交尾器 、left paramere、左把握器のことかな。
S字型というか螺旋状に拗れたヘンテコな形。ではまた
0 件のコメント:
コメントを投稿