日曜日のお散歩で見かけたハチ。
ホソアシナガバチ的なハチが何かをもむもむ食べていた。
トガリハチガタハバチ ♀ Tenthredo smithii |
犠牲者は、翅の残骸から見てプライアシリアゲのよう。
ハバチの仲間は、蛾みたいに卵巣が成熟した状態で羽化するタイプではないので割と肉食性が強く、他の昆虫を捕食している場面を見ることが多い。成虫になってから卵巣を成熟させるのだろう。
タイトルに2を入れたのは、旧ブログでハチガタハバチを紹介済みだから。↓
ハチなのにハチガタとはこれ如何に?
2種の区別点は触角全体が褐色なのがハチガタハバチで、触角基部と先端数節が淡黄色になるのがトガリハチガタハバチ。
ハチガタハバチは2・3年に1回見掛けるが、トガリハチガタハバチは初めて見るので確保した。
以下死体画像。
背面
トガリハチガタハバチ ♀ Tenthredo smithii |
腹面
トガリハチガタハバチ ♀ Tenthredo smithii |
トガリハチガタハバチ ♀ Tenthredo smithii |
ハチガタハバチは尖らずに丸く隆起する。
翅
顔
トガリハチガタハバチ ♀ Tenthredo smithii |
上唇は丸い。
大顎も「肉食です!」って感じ。
おまけ。鞘から引き出した産卵管
本種の寄主植物は、ヤマホトトギス、ササユリ、ウバユリ、シオデ、サルトリイバラとのこと。ハチガタハバチはサルトリイバラのほか、シオデ類につくそうだ。
食草が重複してるけど、幼虫で区別可能なのだろうか?
ではまた
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