六甲山系の西の端の孤立山塊である我がお散歩コース。
都市近辺だけど、外来種とか侵入種とかは世間より一歩遅れてやってくる。
2018年頃に日本に侵入した話題のハゴロモがとうとうやってきた。
こないだの日曜日(11/5)
チュウゴクアミガサハゴロモ♂ Ricania shantungensis |
山の中ではなく、人家近くのイヌビワ上にいた。
複眼にはシマシマとかはないですな。
色つきの翅は翅脈が判りづらい。
薄茶色のが挿入器のよう。
尾節の背板はパカパカと動く構造だった。
♂と比べると尾節背板が大きかった。
在来のアミガサハゴロモは緑白色の粉を纏っているのに対し、
こちらは赤さび色の粉を纏っているのですごく印象が異なる。
無事回収できたので拡大画像を撮っておくことに。
顔
チュウゴクアミガサハゴロモ♂ Ricania shantungensis |
矢印のところに単眼があった。
翅
チュウゴクアミガサハゴロモ♂ Ricania shantungensis |
♂の腹端側面
チュウゴクアミガサハゴロモ♂ Ricania shantungensis |
腹端腹面
腹端を斜め上から。
チュウゴクアミガサハゴロモ♂ Ricania shantungensis |
おまけ
本種は大阪の大東の粘着板に捕獲されているのを10月に初めて見たのだが、見返してみたら♀だったので腹部を外して観察してみた。
腹端背面
粘着板にくっ付いていたのを剥がしたので壊れちゃったので接続部分を両矢印で示す。
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