日曜日に見かけたハチ。
昨年より唐突に発生したキンモウアナバチが今年も巣穴を掘り始めた@神戸。
— Acleris(あくれりす) (@Acleris) August 4, 2024
淡路島から飛んできたんかな? pic.twitter.com/gVzLaQNgOG
幼虫の餌となるクダマキモドキ類が大きくなってから活動開始する種類である。
その前の週は静かなものだったが、この日曜日はあちこちで穴を掘って砂山を築いていた。
あちこちと言ってもどこかの団体が雑木林再生プロジェクトだかなんだかで、常緑樹を切り倒してクヌギやコナラの苗を植樹するというナゾなイベントをされており、そこにできた裸地がキンモウアナバチの琴線に触れたようで、突然見かけるようになった。
営巣しているのは5メートル四方といった狭い範囲。
木が大きくなったらまたどこかに行くのだろう。
さて、この日は穴を掘るメスとは別に周囲をブンブン飛び回っている個体も多数見かけた。
たぶんオスやろなぁ、
オスなら大勢に影響はなかろうと1匹拉致って帰った。
背面
キンモウアナバチSphex diabolicus ♂ |
胸部拡大
キンモウアナバチSphex diabolicus ♂ |
前伸腹節の毛が金色。
近縁でほぼ同じ大きさのクロアナバチは白色である。
翅
顔
顔の毛は銀色っぽい。複眼の個眼はちいさくて解像しきれない。
舌は短いのでヤブガラシとかの蜜腺が浅い花が好き。
横顔
小顎髭は6節、下唇鬚は4節。オス交尾器斜め上から
オス交尾器斜め下から
オス交尾器腹面
キンモウアナバチSphex diabolicus ♂ |
おまけ
前脚の爪
キンモウアナバチSphex diabolicus ♂ |
ではまた
0 件のコメント:
コメントを投稿