2025年8月16日土曜日

モンキゴミムシダマシの蛹と幼虫のカケラ

前々回の記事↓の余録。

「怪獣の背中的幼虫・・・セモンホソオオキノコ」

食害されて粉々になったキノコの下から出てきたモンキゴミムシダマシの新成虫。

モンキゴミムシダマシ
Diaperis lewisi

セモンホソオオキノコの幼虫と違ってキノコに潜り込んだまま生活するようで本種の幼虫は見逃していたようだ。

蛹が少し残っていたので撮影。

モンキゴミムシダマシ蛹
Diaperis lewisi

腹端に終齢幼虫の脱皮殻(矢印)がついていたので参考のため選り分けてみた。

モンキゴミムシダマシ脱皮殻
Diaperis lewisi

幼虫の胴体には目立つ構造はなさそうで、尾突起も見つからなかった。

(脱落している可能性はある。)

頭部をバラシて拡大。

頭部背面側

大顎
頭部腹面側
右側の小顎はちょっと向きがおかしくなっている。

小顎と下唇の拡大

小顎髭は3節、下唇髭は2節。

大顎とか見ると臼状部が発達しているようには見えないので、切り裂いて飲み込んでいるような感じ?


ではまた


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