前回紹介した、タイワンタケクマバチ。
採集したタイワンタケクマバチを拡大してみていたら、
おまけが付いていた。
ダニーちゃん。
以前キムネクマバチのダニを見たときには
腹部にダニポケットがあったけれども
タイワンタケクマバチのオスにはそんな構造はなかった。
オスには無いのかもしれない。
キムネクマバチで要検討。。。
さて
クマバチコナダニそっくりだけどプレパラートにしてみる、、、
拡大
!!
腹面中央の毛が違う。
キムネクマバチにつくクマバチコナダニは以前紹介↓
「離れないよ!・・・クマバチコナダニ」
クマバチコナダニと比べると矢印の毛が矢尻状に太短くなっている。
肛吸盤の形もちょっと違うようだ。
以前紹介したサイト
「外来種タイワンタケクマバチの最前線」の
「外来種タイワンタケクマバチはどこから来たのか?」を読むと
タイワンタケクマバチコナダニと書いてあるが学名はなかった。
属は Sennertia でいいだろう。
オモシロいのは台湾のタイワンタケクマバチと
中国のタイワンタケクマバチについている
クマバチコナダニの形態が違うそうだ。
で、このタイワンタケクマバチコナダニは
中国のタイワンタケクマバチについているのと
同じ形態とのことである。
便乗する小さなダニで由来が判ったというわけだ。
なかなかに興味深いお話。
ではまた
0 件のコメント:
コメントを投稿