2019年6月15日土曜日

チャイロハバチ

ドタバタしてるので今週は(も?)貼るだけ

日曜日に黄色いハバチを見かけたので拉致。
背面
チャイロハバチ Nesotaxonus flavescens
茶色と言うより黄色っぽいけど、キイロハバチと言う別種がいるので
チャイロハバチにしたのかな?
ちなみにどちらも幼虫はセンニンソウを喰うそうな。
2020年12月13日訂正
キイロハバチの食草ははセンニンソウだけど、
チャイロハバチの食草はヘクソカズラでした。
訂正してお詫びします。
=====================

チャイロハバチはハグロハバチ亜科 Allantinae に属す。
ハグロハバチ亜科から Nesotaxonus 属を区別する特徴を検索表から抜き書き
**********************************************
触角は9節
後脚基節・後脚腿節は発達し腿節末端は腹端に達する
中胸側板の前側片は溝により明瞭に区別される。
**********************************************
この3つの特徴で Nesotaxonus 属となる。
日本産の Nesotaxonus 属はチャイロハバチ1種なので
自動的に同定完了。。。

ハグロハバチ亜科の特徴は旧ブログのこの記事↓
に書いたのでそちらを参照してね。

腹面
チャイロハバチ Nesotaxonus flavescens

翅脈



胸部側面
矢印で示した線が中胸側板と前側片の間の溝。
前側片は矢印右側の三角形の小さな板。

おまけ
産卵管

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿