2019年6月22日土曜日

ホシセダカヤセバチ


今日も貼るだけ。
落ち葉の上を歩いていたのを確保。
最初ヒメバチだと思っていた。
ホシセダカヤセバチ Pristaulacus intermedius
セダカヤセバチ科 Aulacidae に属する。
よく見たら腹部の付け根が胸部の上の方に付いてる。
ヒメバチ型のハチで腹部が前伸腹節の上部に付くのがヤセバチ上科である。

ヤセバチ上科からセダカヤセバチ科の特徴
**********************************************
後翅に肛垂がない(あるのはゴキブリヤセバチ科)
前翅に2m-cu脈と2r-m脈がある(ないのはコンボウヤセバチ科)
**********************************************
今気がついたけど、環境アセスメント動物調査手法11の
「ハチ目昆虫の検索と解説」の
コンボウヤセバチとセダカヤセバチの解説が逆になっている。
ハチ目の科までの絵解き検索が判りやすくて
よく使うが気がつかなかった。

画像いろいろ
胸部の印刻がなかなかにスバラシイ。
首がめっちゃ長い。
長いのは前胸じゃなくて頸板か?

翅。縁紋後方に黒斑がある。


顔は丸顔

ネットの「Information station of Parasitoid wasps」にある
「セダカヤセバチ科のページ」に参考文献のリンクがある。
その文献をみると真横からのイラストがあったので、
真横からの画像。
ホシセダカヤセバチでOKみたい。

解説読むとホシセダカヤセバチが普通に見られる種類で、
海岸沿いの照葉樹林でクロシオセダカヤセバチが見られるそう。
クロシオセダカヤセバチは学名で検索するとタイプ標本がヒットする。
こちらは前翅に斑紋がないみたい。

ではまた

0 件のコメント:

コメントを投稿