昨年の暮れ、会社に置いていた蛹が羽化した。
プラケース越しに1枚。
2020年12月25日 |
ウスコカクモンハマキ Adoxophyes dubia |
11月の終わりにクサギの葉っぱを二つ折りに綴っていたもの。
黄ばみ始めて余りオイシくなさそうな葉っぱをしばらく食べたあと蛹化。
2020年12月7日
名前の通り茶や柑橘類の害虫で、ほかにも種々の樹木につく広食性の小蛾である。ウスコカクモンハマキも広食性である。
両種を比較すると、ウスコカクモンの方が色が淡い傾向にある。
♂の前翅には折り返しがあり「前縁褶(ぜんえんしゅう、またはぜんえんひだ)」と呼ぶ部分がある。
ウスコカクモンハマキでは前縁褶の内面が紡錘形に特化した鱗粉群でビロード様に裏打ちされているが、チャノコカクモンハマキにはこの鱗粉群を欠くのが区別点とある。
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