今週は蔵出し画像。
この間見たツイートにこんなのが。
これによると、2022年11月、ZooKeysに以下の論文が発表された。コケに潜るハモグリバエの驚くべき多様性―37種を新種記載― https://t.co/4RF68ZxQo9
— 京都大学 (@univkyoto) January 18, 2023
Diversity underfoot of agromyzids (Agromyzidae, Diptera) mining thalli of liverworts and hornworts.(足元にある、苔類とツノゴケ類に潜るハモグリバエ類の多様性)
37新種を含む全39種のモノグラフの大作である。
英文タイトルで検索すると、フリーダウンロードできる論文だったので、ちょっと斜め読みしていたら、以前お散歩コースで撮ったハエのような気がしてきた。
コレ↓
5年前になるが、お散歩コースの谷筋2m×5mくらいの岩肌にジャゴケが生えており、その廻りをふよふよ飛んでいたいかにもハモグリバエな色のコバエだった。
論文にはすべての種に和名が提唱されており、ジャゴケに付く種類にはすべて「〇〇ジャゴケハモグリバエ」となっていた。
他にも「〇〇ツノゴケハモグリバエ」とか「〇〇ゼニゴケハモグリバエ」など寄主植物ごとに和名がつけられていた。
属和名はないので適当にコケハモグリバエとしておきます。
いくつか採集して標本箱にあるはずだけど、ちょっと交尾器を検討する時間がとれないので本記事では属どまりにしておきます。
以下、新鮮なうちに撮っておいた画像をいくつか。
メスですな。
おまけ。
その年の冬に撮ったジャゴケの潜葉痕。
たぶん本種幼虫の食痕である。ではまた
0 件のコメント:
コメントを投稿