2023年12月16日土曜日

けったいな産卵管・・・クロホシチビヒゲナガゾウムシ

お地蔵さんのてっぺんで待機するアカコッコマダニを見つけたときに近くをちっちゃい虫が歩いていた。

(アカコッコマダニは旧ブログで紹介済み→「珍しげな名前」

肉眼では何も判らないので持ち帰り。

背面

クロホシチビヒゲナガゾウムシ
Unciferina japonica
体長は2.5mm弱。拡大すると毛の模様がある。

図鑑をみると、クロホシチビヒゲナガゾウムシのようだ。

ヒゲナガゾウムシ科の小型種。


側面

クロホシチビヒゲナガゾウムシ
Unciferina japonica

腹面

クロホシチビヒゲナガゾウムシ
Unciferina japonica
正面顔、ちょっと斜めから。


腹端の隙間から硬化した期間器官が見えたので、♂の交尾器かな?と思って柄付き針で引っぱり出したみた。

クロホシチビヒゲナガゾウムシ
Unciferina japonica
思ってたのと違うのがでてきた。

♀の産卵管ですな。

外側に歯の開いた不思議な産卵管だった。

何にどうやって産卵してるのだろう?


ではまた

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