2024年5月4日土曜日

チョウカクハネオレバエの一種

昭和の日に見かけたへんてこオーラ?を放つハエ。 

とりあえずスマホで遠くから1枚撮ってお散歩ネットで確保。

側面

チョウカクハネオレバエの一種
Loxocera sp.

触角第3節が長大である。

「青{ 」のところは引き出した腹端部。

先の尖った針状の産卵管である。

胸部

チョウカクハネオレバエの一種
Loxocera sp.
毛は生えているが、刺毛は見当たらない。


前翅

チョウカクハネオレバエの一種
Loxocera sp.
ハネオレバエの仲間なので、矢印のラインで翅が薄くなっていて折れやすいように見える。


チョウカクハネオレバエの一種
Loxocera sp.
全景以外は時間が経ってから撮ったので、複眼が乾いてしまった。


「Notes on the Genus Loxocera MEIGEN (Diptera, Psilidae) from Japan, Sakhalin and the Kuril Islands」

という論文が国会図書館デジタルアーカイブでダウンロードできる。

日本産6種について記載されているのだけど、♂の腹端部で決定するみたいで♀

についてはイマイチ判りにくい。

6種の中ではキョクトウチョウカクハネオレバエLoxocera achaetaが一番近い気がするけど、合っているか判らない。



一昨年の5月にも似たのを撮影だけしている。

こちらは逃げられたけど、

ヒトスジチョウカクハネオレバエLoxocera fulviventris

かも知れない。

ご近所にはどうも複数種いるような気がする。


ではまた

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