2025年2月1日土曜日

樹皮下のムツボシテントウ

今週は見た虫貼るだけ。

虫がいなさすぎて、久し振りに樹皮をぺりぺり。

ぺりっと2枚目で何かを見つけた。ネタ確保。

一応上の画像に写ってる。

この木は夏の間、アリが土でトンネル作ってその中にクチナガオオアブラムシの一種がいるのを何年か前に確認している。今はトンネルも崩れてもぬけの殻状態。

アリはクサアリ系だったと思う。。

クチナガオオアブラムシがついてたので樹皮の見た目から木はニレ科だろう。

樹皮の感じからするとムクノキ辺りかなと思う。

ネットを漁るとムクノキクチナガオオアブラムシというのがいるそうな。

それはさておき、今回見たのはテントウムシだった↓

ムツボシテントウ
Sticholotis punctata
体長約2.5㎜のちびっこ。

腹面


頭部下面

小顎髭の先端節は砲弾型で大きい。

正面顔


蛾もLOVE(阪本優介)氏のテントウムシハンドブックによると日本ではメスしか見つからず単為生殖しているとのこと。

大陸ではオスがいるらしいけれど、日本では見つかっていないので見つけたらスゴイらしい。

一応確認

先が曲がった微針で引っ張り出してみたがメスでした。


おまけ

クチナガオオアブラムシsp写真撮った記憶があるのでハードディスクを漁ったら、なんと9年前だった。

2016年10月撮影

テキトー感あふれる画像。。

拡大

ムクノキクチナガオオアブラムシ?
Stomaphis aphananthae
赤ちゃん背負ってた。

ひょっとしたら交尾中で無翅のオスかも?


ではまた