*******4/26追記とタイトル変更*******
コメントで匿名様よりクロケコヒラタアブでしょう、とご教示いただきました。調べなおしてみると双翅目雑誌「はなあぶ37」にPsilotaケコヒラタアブ属の記事があり、その検索によるとクロケコヒラタアブPsilota nigripilosaのオスの触角第３節の長さは幅の２倍以上になる、との記述があり、交尾器の図も同じに見えました。日本産Psilota属は３種知られており、他の２種のオス触角第３節は２倍以下で個体数も少ないそうです。
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ハナアブだった。
とりあえず採集はした。
双翅目の雑誌「はなあぶ」のどこかに、
クロハナアブを制する者はハナアブ界を制する。
みたいなことが書いてあった。
Cheilosia属かな？とか適当に決め打ちして調べてみたけど、ぐるぐる回っているうちに一周回って属すら判らなくなってしまった。。。
模様がないのは苦手である。
英語の検索表をじっくり紐解くと判るかもしれないけど、時間が取れないので以下拡大画像を貼っておしまい。
背面
複眼くっ付いてるのでオスですな。
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| クロケコヒラタアブ Psilota nigripilosa |
側面
意外と毛深い。
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| クロケコヒラタアブ Psilota nigripilosa |
体長は約7.5㎜、前翅長は約6㎜。
前翅
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| クロケコヒラタアブ Psilota nigripilosa |
側面拡大
触角第3節が割と長い。触角刺毛は羽毛状ではない。
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| クロケコヒラタアブ Psilota nigripilosa |
正面顔
複眼も毛だらけ。
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| クロケコヒラタアブ Psilota nigripilosa |
小盾板
黒い刺毛と黄色い刺毛が生えてる。
交尾器側面
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| クロケコヒラタアブ Psilota nigripilosa |
交尾器斜め上から
本種のepandriumは細長く「 〕」鍵カッコ型とのこと。
交尾器腹面
ではまた
クロケコヒラタアブでしょう
返信削除匿名様、クロケコヒラタアブで調べなおしたら、確かにそのようです。ありがとうございました。
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