2023年2月4日土曜日

ニセオウトウショウジョウバエの♂交尾器

寒いですな。

ブログのネタ用にお散歩ネットに入った虫を眺めていたら、翅に紋のあるショウジョウバエが2匹。

以前記事にしたオウトウショウジョウバエかな?と思いながら実体顕微鏡で調べてみたら、片っぽはニセオウトウショウジョウバエだった。

ちょうどいいので比較画像を作ってみた。

ニセオウトウショウジョウバエ♂
Drosophila pulchrella

同じアングルでオウトウショウジョウバエ
オウトウショウジョウバエ♂
Drosophila suzukii
素人目にはほぼ同種。

翅比較。
紋の位置が微妙に違いますな。

前脚付節の性櫛比較
ニセの性櫛は弱いトゲが2列で2ヶ所。
オウトウの性櫛は強いトゲが1列で2ヶ所。

交尾器辺り。
腹部第9・10背板
肛門板(第10背板)が広がりすぎちった。

挿入器

把握片(clasper)
1番違いのある部分を分断させてしもうた。。
トゲの生え方が違いますな。

オウトウショウジョウバエの交尾器は以下のリンク先にありまする↓

オウトウショウジョウバエの♂交尾器

啓蟄が過ぎましたな。 でも春本番にはまだまだなので。 そこらをお散歩ネットでガサガサして判りやすいのをゲット。 オウトウその他の果実に産卵するため害虫とされる。 側面 キイロショウジョウバエ風で翅端に斑紋があるのが特徴。 この斑紋は♀にはない。 ショウジョウバエ♂の前脚ふ節には「性櫛(せいしつ) sex combs」と呼ばれる剛毛列を持つ種類がいる。 オウトウショウジョウバエでは第1ふ節と第2ふ節に性櫛をもつ。 キイロショウジョウバエの性櫛は第1ふ節のみにある。 近縁にニセオウトウショウジョウバエがいるが、性櫛の剛毛が弱いらしい。 翅の斑紋も横長の紡錘形であるため区別できる、との・・・


ところで翅の斑紋や性櫛は♂だけの特徴なので注意。

♀には斑紋がないので私にはサッパリである。

ではまた

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