2023年4月15日土曜日

花びら模様のある卵

今週はごく軽く。

3月12日のお散歩でみかけた卵。


何だろう?エダシャクっぽい。

白色の点々が見えるような?

少し削って20個ほど持ち帰る。

拡大して見ると、


6枚の花びらを並べたような模様がある面白い卵だった。

10日後に孵化。

暗緑褐色で側面に太い白線、頭部は黄色。

庭のクヌギやヤマザクラの新芽を与えると食いついた。

どちらも好き嫌い無く食べて、普通種感が漂う幼虫である。

2日後

頭はそのままで胴体が伸びる。

27日に2齢確認

白線が消え、頭部が角張る。

30日には3齢確認

頭にネコ耳が、、、
見たことあるような幼虫になってきた。

4月2日に4齢確認

4月5日に5齢確認

トビモンオオエダシャク Biston robustus
これは、、、

一部界隈で大人気のトビオくんこと

トビモンオオエダシャクでした。

トビモンオオエダシャク Biston robustus
ゴマダラチョウとか、オオムラサキでよくあるアングル。

ちなみに孵化後の卵殻を見ると花びら模様は残っていた。

トビモンオオエダシャク Biston robustus
卵殻

さて、旧ブログの方で同属のチャオビトビモンエダシャクBiston stratariaを紹介しているが、卵にはこんな模様はないし、1齢幼虫では背中にも白線が入るので、この2種だけを並べたら区別できるようである。

 旧ブログの記事↓

insectmoth.hatenablog.com

 

ではまた

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