2023年4月29日土曜日

丸ではなく玉

日曜日に見かけた虫。

ヤエムグラの実に止まる丸ちっちゃいカメムシ。

ここらで黒くて丸いのはタデマルカメムシだけど、ヤエムグラ?

よく見ると、光沢がタデマルほど無いし、真っ黒でも無い。

確保。

帰って図鑑をみてもマルカメムシ科に該当種が居ない。

パラパラ捲るとカメムシ科に該当種がいた。

タマカメムシ Sepontiella aenea
体長は約3.5mm。日本産のカメムシ科では日本最小クラスだそう。

小楯板が拡大して腹部全体を覆い、寸詰まりの丸い体形。

マルカメムシの仲間だと思った私は悪くないと思う、のだがコレはマルカメムシ科Plataspidaeではなく、カメムシ科Pentatomidaeのタマカメムシであった。

腹面

タマカメムシ Sepontiella aenea
ここら辺にはいないけど、近縁のリュウキュウタマカメムシは口吻が長く、腹部第3節に達するそうな。

臭腺の廻りの蒸発域(つや消しの部分)はマルカメムシと比べるとかなりちいさい。

側面

タマカメムシ Sepontiella aenea
体高も高く、丸々しい。

マルカメムシもタマカメムシも名付けのコンセプトは同じでしょうな。

正面顔

タマカメムシ Sepontiella aenea
前胸の前縁は白く縁取られている。

科を区別する特徴の一つに触角の節数がある。

マルカメムシ科Plataspidae・・・触角は4節

カメムシ科Pentatomidae・・・・触角は5節

あと、タマカメムシ属の特徴に「頬縁板の前端が刺状に突出する」と言うのがあるらしい。たぶん矢印の突起がそれなのだと思う。

あと、中胸腹板の中央隆起線が低くなる、と言うのもあるそうだ。


おまけ、タマカメムシのおちり。

タマカメムシ Sepontiella aenea
腹端中央に溝があるので♀ですな。


ではまた

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