2026年10月17日土曜日

クロクビレハリアリ女王

久しぶりに晴れたお散歩コース。

いつの間にかセミの声もしなくなり。

虫も年々少なくなっている気がする。

今週もネタなしかいな?

と、思ったらいた3㎜ほどの小さなシルエット。

アリガタバチではなさそうだけど、アリにしても脚が短い感じ。

止まらずに歩き続けるため何の仲間か見当がつかないものの、未見の虫臭がしたので持ち帰り。

アリでした。

クロクビレハリアリ女王
Cerapachys daikoku
ネットの日本産アリ類画像データベースで四苦八苦しながら検索したら、クロクビレハリアリに落ち着いた。

「採集例は少なく、ごくまれな種類」とあったのでちょっとウレシイ。

でもネット上を検索すると、すごくきれいな生態写真が複数みつかる。

さすが、虫の中ではガチ勢がいる分類群である。

側面

クロクビレハリアリ女王
Cerapachys daikoku
頭部背面

頭部後方背面に単眼が3個見えるので働きアリではない。

胸部背面

青矢印のところに翅のあった痕跡があるし、腹端に針(産卵管)もあるので女王ですな。

肩板もあるし。

女王が単独で外を歩いていたということは、群飛後の営巣地候補探しの旅の途中だったのかも。

赤矢印は本種の特徴で、クビレハリアリ属からクロクビレハリアリを分ける区別点。

本種では腹柄節背面肩部が角張る。同属他種では丸いそう。

検索表で四苦八苦したのが、他のハリアリ類からクビレハリアリ亜科を分ける区別点。

腹部末端の背板に微小な鋸歯がある、というもの。

40倍程度の実体顕微鏡ではどうしても見えず。

光学顕微鏡で無理やり落射照明の100倍で何とか見えた↓。

たぶん矢印のトゲのことだと思う。


ではまた

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