今年はブログネタに遭遇していないので、ハードディスクの去年の画像から簡単に。
昨年最後の記事のタマヤドリコバチが出てきたクヌギエダイガフシ。
他にも2次寄生蜂か3次寄生蜂か判らないが、いくつか寄生蜂が出てきていたのだが、その一つ。
1個体だけ羽化してケースの中で死んでいたもの。
2024年3月29日確認
ナガコバチ科の一種 Eupelmidae G.sp. |
テネラルなのか見つけた時には複眼が凹んでいた。
テネラルはギョーカイ用語なんだっけ?
要するに成虫に羽化したばかりで体が完全に硬化していない状態のことを言う。
虫によっては羽化後に後食しないと体が何日も硬化しない者もいる。
タマムシとかそうだったような。
それはさておき側面
ナガコバチ科の一種 Eupelmidae G.sp. |
中胸側板に窪みや溝がなく全体的に膨らみ大きいことと、
中脚基節は中胸側板の中央より後方に位置すること。
バッタなんかはジャンプするとき後脚を使うが、
ナガコバチは中脚でジャンプするそうだ。
中脚の拡大
踁節端に大きな距をもつが、第1・第2跗節にトゲがずらりと並んでいた。後脚には無いところを見ると、中脚でジャンプするのは確かそう。